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Roxy Music(ロキシー・ミュージック)- Complete Studio Recordings 1972-1982 [ロック 名盤]

いよいよロキシー・ミュージックの決定盤というべきボックス・セットがリリースです!




 いよいよ来週にリリースが迫ったロキシー・ミュージックのボックス・セット。“コンプリート”と銘打たれているだけに、その内容はとんでもないです。詳しくは前回ボックス・セットについて書かせていただいた記事をご覧ください。

 今回はロキシー・ミュージックの全ての作品のなかで、私が最も好きなアルバム、1973年にリリースされた『フォー・ユア・プレジャー』について書かせていただきます。

 まずこのアルバム、ジャケットがめちゃめちゃかっこいいですよね。アートスクール出身で、実際に自分でも教鞭をとったり、骨董品の修復の仕事をしていたりという芸術家、ブライアン・フェリーのオリジナルな美意識が強く感じられます。黒のエナメルのドレスを着た女性と、黒いパンサー。ぞくぞくする一枚です。

 アルバムの内容もこのジャケットに負けず劣らずゴージャスで美しいものになっています。1stアルバムを“ヴォーカルが細すぎて聴くに堪えない作品”と言い放ったブライアン・フェリーですが、逆にこのセカンドは、“完璧な作品だ。僕のやりたかったことをこの上なくクリアにとらえている”と発言しています。

 よくレロト・フューチャリスティックという言葉でロキシー・ミュージックの音楽は表現されますが、確かに退廃的で、ゴージャスで、近未来的な他で聴くことのできないオリジナルな音楽をやっています。そして、この2ndアルバム以降、その音楽は急速に洗練へと向かっていき、初期の2作で聴くことのできた怪しい魅力というものは失われていくのです。

 その大きな要因となったのがブライアン・イーノの脱退でしょう。当時フェリーとイーノの二人の“ブライアン”の間には強い確執があったと言われています。そのぶっとんだステージの衣装でフェリー以上に目立っていたイーノをフェリーがよく思っていなかっただろうことは想像に難くないですし、完璧主義者で、バンドを完全にコントロールしていたフェリーにとって、イーノの才能が驚異であっただろうことも想像できます。そして、その結果としてこのアルバムを最後にイーノはバンドを離れてしまい、変わりに素晴らしいテクニックを持ったエディ・ジョブソンが加わることによって、初期のロキシー・ミュージックが持っていたあの怪しげな魅力は失われてしまうのです。

 ノン・ミュージシャンズ・ミュージシャンであったイーノの、空間をねじ曲げ、切り刻むようなシンセサイザーが放つ途方もないエネルギー。そしてそれに呼応して高みに登っていくバンドというカタルシスを味わうことのできるアルバムは『フォー・ユア・プレジャー』だけでしょう。

 イーノ以外のメンバーも正直いって技術的にはそれほどではないのですが、とにかく個性という点ではそれぞれ飛び抜けたものを持っていました。後にフェリーが、“よくあれだけの個性のあるメンバーをまとめて、音楽として形のあるものにできた”と言っていましたが、本当にとんでもなく個性的なメンバーが、奇跡的な化学反応を起こしています。キング・カーティスからヴェルヴェット・アンダーグランド機械音楽などを内包した、50~70年代風の80年代風ロックンロールなんて言い方もしていましたが、本当にそんな言葉も大袈裟ではないと思える音楽なのです。

 アルバムのオープニングを飾る『Do The Strand』のピアノ、サックス、そしてヴォーカルによるイントロを聴くといつも鳥肌が立ちます。この格好良さ!このスリル!そして叩き付けるようにプレイされるドラムの荒々しさ。とにかくそれぞれが、それぞれの方向を向いて思いっきり自分を表現している。そんなプレイが奇跡的に一つの音楽としてまとまっている。ロキシー・ミュージックの音楽を象徴するナンバーです。中盤サックスとシンセサイザーが入り乱れるところなんかは、まさにカオス!

 たゆたうシンセサイザーとブライアン・フェリーのヴォーカルで構成される『Beauty Queen』。この曲ではブライアン・フェリーの個性溢れるヴォーカルが堪能でき、私は大好きな一曲なのですが、この曲を聴いたらフェリーの魅力に取り憑かれること間違いなしだと思います。

 そしてロキシー・ミュージックを代表するナンバー、『Editions of You』。たたみかけるドラムから展開される音楽は、エネルギーがぶつかり合うもの凄い磁場。フェリーのヴォーカルはノリノリで、アンディ・マッケイはたがが外れたようにサックスを吹きまくり、そのエネルギーに触発されたイーノのシンセサイザーがのたうち回る。もう頭が真っ白になるようなとんでもないパワーを感じます。最高!

 『In Every Dream Home a Heartache』は中盤のブレイクからの怒濤の演奏が、キング・クリムゾンを彷彿とさせます。9分を超える『The Bogus Man』は音の処理やメロディがあまりにオリジナルで、衝撃を受けます。ライヴだときっとめちゃめちゃかっこいいでしょう。

 『Grey Lagoons』は、ブライアン・フェリーがソロで演奏しているようなロックンロール色の強いナンバーで、中盤で登場するギターがとにかくかっこいいです。あのギターが切り込んでくるところを聴くと、いつも血の温度が上がるような気がする、そんなノリノリのナンバーです。こういうタイトな演奏と、ブライアン・フェリーのくねくねしたヴォーカルという組み合わせもまたいいんですよね。

 アルバムの最後を締めくくる『For Your Pleasure』は、アルバム・ジャケットに一番近いイメージのナンバーで、『In Every Dream Home a Heartache』と同じようなピアノの音処理が印象的です。フェリーのヴォーカルは曲のイメージとぴったりなエレガントなもので、エンディングでは、バンドがステージを去ったあと、音だけが残っているようなイメージで完璧にショーのラストを演出しています。

 とにかく怪しくてゴージャスで、ロックンロールで、グラマラスで。何度聴いても引き込まれてしまう名盤です。これ以外の音源も含めて、もう一度ロキシー・ミュージックを体験するまたとない機会ですね!

ボックス・セットの発売は2012/6/11です。






今回紹介させていただいた名盤2ndです。









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