ベイビーフェイスの新作ですよ!累計11度のグラミー賞を獲得しており、全米トップ10に入った楽曲はなんと100曲以上!という稀代のプロデューサー、ベイビーフェイス。近年もアリアナ・グランデの『Baby I』やビヨンセの『Best Thing I Never Had』 といったヒットを手がけ、アレサ・フランクリンら大御所のプロデュースなども手掛けており、また昨年にはトニ・ブラクストンとのデュエット・アルバム『Love, Marriage & Divorce』で歌手としても久々に復活しました。
しかし、オリジナル・アルバムとなると、07年のカバー集『Playlist』以来8年ぶり、オリジナル・スタジオ・アルバムとしては05年の『Grown & Sexy』以来実に10年以上ぶりとなります。その待望の新作のタイトルが『Return Of The Tender Lover』。甘いバラードが得意なベイビーフェイスにはぴったりのタイトルですよね!
名門バークリー音楽院で作曲やプロデュースを学び、その後ピットブルやジェイソン・デルーロ、トレイ・ソングスの作品にソングライターやプロデューサーとして参加、さらに映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のエンディング・ナンバーであるウィズ・カリファ『See You Again(feat. チャーリー・プース)』にヴォーカリストとし客演し、その『See You Again(feat. チャーリー・プース)』が全米シングル・チャート12週1位というメガヒットを記録して一躍時の人となったチャーリー・プース。
昨年ネット上にシングル『Don’t』を公開し、その甘いメロディとヴォーカルで注目を集めました。そして。続いてリリースした『Sorry Not Sorry』、『Been That Way』で大きな話題となり、いよいよ今年デビュー作『TRAPSOUL』をリリースします。
今流行りのR&Bといえば、ハールジーのような徹底的にソフィスティケイトされたベースとドラムによる高性能サウンドなのですが、ティラーの曲は『Sorry Not Sorry』と『Been That Way』のどちらでもチープな打ち込みのリズムで、これが大きな特徴と言えるでしょう。ただ、それを工夫で乗り越えているのがティラーの凄いところで、どちらの曲もリズム・パターンを聴いているだけで楽しめます。
さらに『Been The Way』はティラーのスウィートな声質とメロウなメロディが合わさってメロウ・ソウル好きにはたまらない仕上がりとなっています。
そしてデイム・ファンク名義では実に6年振りとなる『Invite The Light』が9月に登場とのニュースが入ってきました。そして、そのメンツが凄い!スヌープに関しては大きな驚きはありませんが、びっくりしたのがQ-ティップ!ア・トライブ・コールド・クエストではファンクといった要素はほとんど感じなかったのでこの組み合わせは意外でした。