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通好みのブリティッシュ・ポップ・バンド、10ccのメロディ・センスが最も発揮された名作『愛ゆえに』がSHM-SACD形式で再発!

通好みのブリティッシュ・ポップ・バンド、10ccのメロディ・センスが最も発揮された名作『愛ゆえに』がSHM-SACD形式で再発!




イギリスはマンチェスターで結成され、72年にデビューしたバンド、10cc。グレアム・ゴールドマンとエリック・スチュワートというポップ職人コンビと、ロル・クレームとケヴィン・ゴドレイのサウンド・ギミックの達人によるグループで、質の高いブリティッシュ・ポップと、ユーモアに富んだサウンドで多くのポップ・マニアを虜にしました。

10ccの最大の成功作といえばロック史に残る名曲である『I’m not in Love』を収録した75年の3rdアルバム、『オリジナル・サウンドトラック』でしょう。架空の映画のサウンドトラックという10ccらしいコンセプトから生まれたこの作品は、『Une Nuit A Paris』という夢をみているような名曲が印象的でした。

翌年に発表された『びっくり電話』は“最も10ccらしい作品”との評価も高い、メロディとギミックが渾然一体となった名作です。

しかし、『びっくり電話』を最後にクレームとゴドレイの2人がバンドを去ることとなり、10ccは残ったゴールドマンとスチュワートによって引き継がれていくのです。

2人でファンを満足させられる音楽を作ることが出来るのか?この不安は周囲のものだけではなかったでしょう。事実スチュワートは「私たちはただの5ccではないということをレコード界に証明するため、今までにない大きな挑戦があった」と回想しています。そんな状況のなかリリースされた『愛ゆえに』はファンを十分に納得させるだけのクオリティを持つ作品でした。

これまでの作品と比べると遊び心が減った感は否めませんが、その分2人のメロディー・メーカーとしての資質を味わうことのものとなり、アルバムからは『The Things We Do for Love』全英シングル・チャートの6位となるヒットとなりました。




この曲もそうですが、本作では美しいメロディとコーラスというものが際立った曲が前半に多数収録されています。例えばイントロのハードなギターとマイナー調のコーラスが異様に耳に残る『Good Morning Judge』、メロディの美しいイントロから始まり美メロのオンパレードな『Marriage Bureau Rendezvous』、後期ビートルズを彷彿とさせる『People in Love』などなど、捻りが効いていて、苦味があって、相当なスキルがないと作ることの出来ないポップ・ナンバーばかりです。

一方後半には、『Modern Man Blues』や『Honeymoon With B Troop』、『You’ve Got a Cold』などは少し初期の10ccの遊び心を感じさせてくれるナンバーが並んでいます。

そしてラストを飾るのは11分を超える超大作、『Feel the Benefit, Pt. 1-3』です。次々と場面を変えながらポップの波が続けざまに押し寄せてくる、めくるめくポップ・ワールド!この曲を聴いていると夢の中にいるような気分になります。

10ccの作品はどの作品も個性があって良いのですが、個人的にはこの作品が最も好きです。余談ですが高校生の時の誕生日に姉にねだって買ってもらった思い出の作品でもあります。アルバムは現在発売中です!








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[ 2014/08/05 09:00 ] ロック #~D 10cc | TB(0) | CM(0)

10cc - 『10cc』、『Sheet Music(シート・ミュージック)』

ウィットに富んだユーモア全開で、10ccがある意味最も10ccらしかった初期2作が再発!


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価格:1,980円(税込、送料込)



10ccを代表する曲といえば、現在でもフェイヴァリット・ソングの投票をするとイギリスでは間違いなくトップ5に入る至極の名曲『I’m Not In Love』ですが、その『I’m Not In Love』を収録した3rdアルバム前の10cc、つまり1stと2ndはあまり広くは聴かれていない感じがします。この初期2作は、実験的でユーモアに溢れた作品で、ある意味最も10ccらしかったと言えるのではないでしょうか。

例えば72年にバンドの1stシングルとしてリリースされた『Donna』。もう出だしは間違いなくビートルズの『Oh! Daring』でしょう。そこから50年代のドゥー・ワップ調に曲が展開していくあたりにやりとさせられます。この曲もそうですがヴォーカルでフィルセットを多用しており、この辺りもおふざけ感がありますね。

2ndシングルとしてリリースされたのは『Johnny Don’t Do It』で、この曲もドゥー・ワップ調なナンバーですが『Donna』と比べるといささか凡庸な印象を受けます。チャート・アクションも鈍くヒットとはなりませんでした。

それに続いて3rdシングルとして73年にリリースされたのが『Rubber Bulets』です。この曲は10ccらしい捻ったメロディとコーラス、そしてロック的な勢いが組合わさったナンバーで10ccに初の全英1位をもたらしました。この曲でもかなりギターを聴くことができるのですが、このギター・サウンドは重みがなくて個人的には好きではありません。ロルのフィルセットのヴォーカルや遊び心いっぱいのサウンドとの相性を考えると的外れな意見かもしれませんが、いつも聴くたびに残念な気持ちになってしまいます。

そのあとにシングル・カットされたのは『The Dean And I』で、この曲は全英10位まで上がっていますね。その後『Headline Hustler』がシングル・カットされています。

それらのシングル以外では『Sand In My Face』が好きですね。出だしの雰囲気たっぷりのサウンド、掛け声のようなコーラス、中盤での台詞のようなヴォーカルからのオペラ的な展開とまるでサウンドトラックのように聴くことができます。

アイデアを詰め込んだやりたい放題の、いい意味でB級感たっぷりの作品で、こういう音楽を楽しめるようになるとかなり幅が広がると思える作品です。

そして74年にリリースされたのが10ccにとって出世作となった『Sheet Music』シート・ミュージック)』です。この作品は全英チャート8位、全米チャート81位と成功を収めたというセールス的な側面だけでなく、ケヴィン・ゴードフレイがこの作品をフェイヴァリットに挙げ、またグラハム・グルードマンはこの作品を10ccのベスト・アルバムに挙げています。06年のインタビューではケヴィン・ゴードフレイが「私たちは創造性を追求し、全く限界を感じなかった」と述べており、このレコーディングがいかにクリエイティブなものだったかを伝えています。

実際に『シート・ミュージック』は大成功をおさめ、全英チャートに6ヶ月の間居座り、74年のアメリカ・ツアーへの道を開いた作品となりました。

1stシングルとなったのはセルフ・パロディのような『The Worst Band In The World』。そして続いてシングル・カットされたのが『The Wall Street Shuffle』です。この曲は独特のリズムとメロディをもつベースが曲をリードしていくという10ccの定番スタイルを確立したナンバーといっていいでしょう。一筋縄でいかないメロディもさすがブリティッシュ・ポップ職人です。




これらの曲以外で私が好きなのは『Hotel』。馬鹿らしいくらい能天気なメロディとサウンドが南国をイメージさせる空間を一瞬で飛び越えさせてくれる痛快なナンバー!

Clockwork Creep』は“時計仕掛けの”という言葉が入っている通り時計をイメージさせるせわしないリズムが面白いナンバー。音の遊びも随所に挿入されており何度聴いても飽きません。

ポップな曲調から突然ハードになり、さらにメロディアスになるという10ccだからこそ成立するポップ『Baron Samedi』には脱帽ですし、『The Sacro-lliac』、『Oh Effendi』と続く強力なポップ・ナンバーからラストの『Waterfall』という哀愁が半端ないナンバーへという流れも聴くたびに別世界に連れて行かれます。

一般的には『I’m Not In Love』という至極の名曲を収録した『Original Soundtrack』が代表作でしょうが、バンドが自信を持ってお勧めする『Sheet Music』、さすがです!

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[ 2013/12/10 09:00 ] ロック #~D 10cc | TB(0) | CM(0)

10cc - 『Tenology(テノロジー)』 [ロック 名盤]

10ccの活動40周年を記念して、オリジナル・メンバーの監修によるアンソロジー・ボックス登場!未発表音源4曲、貴重映像を収録!





70年代のブリティッシュ・ポップが好きなら絶対に外せないバンド、10cc!4枚の素晴らしいアルバムを残したあとは、2つのグループに分裂してしまい、10cc自体は芳しい活動をできませんでしたが、それを補って余りあるほど初期の5枚のアルバムは輝いています。

毒気のあるユーモアをもってシーンに登場した1st『10cc』、そのシニカルさに確かなメロディ・センスが加わった『シート・ミュージック』、英国ポップ史を代表する不朽の名曲『I’m Not In Love』を収録した一大スペクタクル『オリジナル・サウンドトラック』、グルードマンとスチュワートというメロディ職人と、ゴードレイ&クレイムという実験精神が最高のケミストリーを生み出した『ハウ・デア・ユー:びっくり電話』、そしてゴードレイ&クレイムの脱退後に残されたグルードマンとスチュワートが、それまでの英国ポップ史を総括するかのように持てるメロディ・センスを全てつぎ込んだ『愛ゆえに』。

これら5枚のアルバムはどれも10ccというバンドの魅力に溢れていて、楽しんで聴くことができます。今回のボックス・セットではシングルB面曲やレア・トラックが収められたCDがあり、さらにDVDもついて楽しみな内容ですね。オリジナルのアルバムを全て持っていても、気になるアイテムです。それでは解説文を。

1960年代末にマンチェスターから登場し、1970年代アート・ロックを代表するバンドとして活躍した10cc。バンド名を10ccへと改名し、成功へと歩み始めた1972年から今年でちょうど40周年。オリジナル・メンバーであるLol Creme、Kevin Godley、Graham GouldmanそしてEric Stewartの監修によるアンソロジー・ボックスが4CD+DVD仕様で実現。CD1とCD2にはシングル曲を収録。CD3にはアルバム・トラックから のベスト・セレクションを収録。そしてCD4にはシングルB面曲、未発表音源4曲を含むレア・トラックを収録。さらにDVDにはプロモーション・ビデオ 集、テレビ・パフォーマンス(『Top Of The Pops』、『BBC In Concert』、『See You Sunday』、『Six Fifty Five Special』、『Pebble Mill』より)を収録。ファン垂涎の濃密な内容となっている。

発売は2012/11/27です。






また同日に1975-1978年のアルバムを収録した5枚組ボックス・セットが超廉価でリリースされます!









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[ 2012/11/19 09:00 ] ロック #~D 10cc | TB(0) | CM(0)







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