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Smokey Robinson & The Miracles(スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ)- The Tears Of A Clown(涙のクラウン)SHM-CD [ソウル 名盤]

モータウンを代表するアーティスト、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの名盤『涙のクラウン』がSHM-CDで再発!





1959年にソウル史上最高のレーベル、モータウンの契約第一号アーティストとなったスモーキー・ロビンソン。1961年にはモータウンの副社長に就任し、まさにモータウンを代表するアーティストとなりました。しかし、音楽ファンにとって重要なのはそんな肩書きではなく、スモーキー・ロビンソンというアーティストが残した作品です。

スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズと1965年に改名してからリリースされた『ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー』と、その2年後にリリースされた『涙のクラウン』は彼らの最高傑作というだけでなく、モータウンを代表する名盤と言って良いと思います。

スモーキー・ロビンソンといえばマーヴィン・ゲイを始め様々なアーティストに曲を提供しているように、素晴らしい作曲家ですが、これらの2作品ではその才能が爆発しています。とろけるような甘いメロディにキレのあるリズム、そしてスウィートなヴォーカル。この組み合わせは最強です!

今回紹介させていただく『涙のクラウン』は、『The Soulful Shack』というタイトルもそのものずばりな曲でスタートします。少しがちゃがちゃするギターのリズムが印象的です。

続いてのスロウ・ナンバー『The Love I Saw In You Was Just A Mirage』を聴くと、これぞスモーキー・ロビンソンの魅力!といいたくなるような、本当にとろけるヴォーカルを堪能できます。その甘い歌声をさらに引き立てるコーラス、至福の時間です。『More Love』も似たような雰囲気たっぷりなバラードで大好きです。逆に『My Love For You』『I’m On The Outside』などはあっさりしたバラードで個人的にはちょっと物足りないです。

そして多くの音楽ファンが気になるのは『My Love Is Your Love』でしょう!この曲を作曲したのがスティーヴィー・ワンダーですから。まずノリが最高ですね。泥臭くないコケティッシュなグルーヴなのですが、ドラムの音は少し埃っぽく絶妙なファンキーさを加えています。明るい光が射してきて、思わず笑顔になってしまうようなメロディもまさにスティーヴィー。少しタイプは違いますが『After You Put Back The Pieces』も埃っぽい、ファンキーさを漂わせるドラムが曲を甘く流れさせない役目を果たしています。

また『It’s A Good Feeling』のウキウキする弾むビートもいいですね。『My Love Is Your Love』やこういう曲のこのスタイリッシュなビートがモッズの心を捉えて離さないのだと思います。

しかし、ダンス・ナンバーといえばこの曲でしょう!タイトルからして直球な『Dancing Alright』!曲のスタートからもう踊らせる気が満々ですね。スモーキー・ロビンソンのヴォーカルもそれまでの曲と全く違ってファンキーでリスナーを煽るものになっていますし、「Oh Yeah!」や「Ah! Uh!」なんて掛け声、そしてサックスも超ファンキーです。体温が急上昇して体が動き出すこと間違いない、超強力ダンス・ナンバーです。

そして最後を締めくくるのがアルバム・タイトル曲にして、これまで何度カバーされたか分からない永遠の名曲『The Tears Of A Crown』です。サビの切な過ぎるメロディと繰り返される印象的なフレーズ、そしてノリノリのリズムという要素が奇跡的に組み合わさった名曲!何度でもリピートしたくなる、魔術的な魅力を持つ曲です。

モータウンというとどうしてもマーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダー、そしてダイアナ・ロスといったところに話題が集中してしまいますが、スモーキー・ロビンソンは決して見過ごすことの出来ないアーティストです。今回の再発で彼が再評価されることを望みます。

発売は2012/9/26です。










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Smokey Robinson & The Miracles(スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ)- Going To A Go Go(ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー/アウェイ・ウィ・ア・ゴーゴー)、The Tears Of A Clown(涙のクラウン)SHM-CD [ソウル 名盤]

モータウンを代表するスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの名作2枚が紙ジャケ、SHM-CD仕様で再発!




そのスウィートなヴォイスで多くのリスナーを虜にしたスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ。そんな彼らを代表する2枚のアルバムが紙ジャケで再発です!

1967年リリースの彼らの最高傑作『涙のクラウン』。ドリーミーでキラキラしたジャケットが示す通り、とろけるような甘い歌声とメロディで夢の中へ連れて行ってくれる作品です。しかし、そこはモッズに愛されたアルバム。ただスウィートなだけではありません。例えばスティーヴィー・ワンダーが作曲した『My Love Is Your Love』は、タイトなリズムでグルーヴしていくノリノリのナンバーですし、タイトルからしてダンス・ナンバーな『Dancing’s Alright』。重めのドラムが曲に勢いを与え、さらにスモーキー・ロビンソンも熱のあるヴォーカルで盛り上げる最高にホットな仕上がりです。

コケティッシュなメロディとリズムが可愛らしいタイトル曲も外せない名曲ですが、とにかくこれぞモータウン!というクオリティの作品です。ソウルが好きでこのアルバムを聴かないなんてありえない!

それでは解説文を。

やわらかな女性的ヴォイスで,今も独特な世界をつくっているスモーキーが,バック・グループと活躍していた60年代のヒット曲集。声量で圧倒するのではなく,歌唱の細部まで行き届いたデリケートな表現力で,20年たっても多くのカバー曲が誕生している名唱だ。

発売日は2012/9/26です。






同時に再発される1965年の『ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー/アウェイ・ウィ・ア・ゴーゴー』も『Tracks of My Tears』や『Ooh Baby Baby』を収録した名盤!解説文を。

スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの代表作『ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー』に翌年発表の『アウェイ・ウィ・ア・ゴーゴー』をカップリングし、さらにボーナストラック3曲を追加した2in1 CD。64/65年発表解説・歌詞・対訳付き。










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