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スティービー・ワンダーの名作群がまとめて再発! ソウル史上最大の偉人といって差し支えないであろうスティービー・ワンダー。その才能は誰もが認めるところであり、彼の作り出した作品は未だに強い影響力、そして高い人気を誇っています。
特に70年代のスティービーは神がかっており、短いスパンで次々と名盤をリリースする驚異の創作意欲は、私は他には80年代のプリンスしか知りません。3部作と呼ばれる『トーキング・ブック』、『インナーヴィジョンズ』、そして『ファースト・フィナーレ』の高みは全てのミュージシャンの憧れでしょう。
もう何度再発されたか分からないスティービーのアルバムですが、やはりそれだけの需要があるのでしょう。詳細はまだ分からないのですが私も気になってしまいます。今回の再発のポイントは、再発されるアルバムが幅広い時期にわたっているということです。最も頻繁に再発される70年代の作品はもちろんですが、1965年の『アップ・タイト』から、1980年の『ホッター・ザン・ジュライ』までの実に12枚のオリジナル・アルバムが再発されるのです。
この機会にまだ持っていないアルバムを入手するのもいいかもしれませんね。
発売は2012/9/19です。
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スティーヴィー・ワンダーが最も才能に溢れていた時期の3部作の一つ、『インナー・
ヴィジョン』がSHM-SACDに登場です!
基本的には“愛”というメッセージを込めた曲が多いスティーヴィーですが、この
アルバムは全体を通して社会性の強いものになっています。それが曲調にも影響しており、
緊張感のある曲が多くなっています。
まず1曲目の『Too High』はスティーヴィーによって多重録音されているのですが、
そのせいか密室のような閉鎖感を感じます。シンセサイザーのコードも曲の緊張感を
高める効果を果たしています。中盤のハーモニカを重ねて録音しているところなどは
一瞬たりと耳を離すことができない素晴らしい演奏です。
『Living for the City』は力強いスティーヴィーのヴォーカルに圧倒されます。この人は
演奏も凄いのですが、ヴォーカリストとしても超一流です。リズムはシンプルで、とにかく
ヴォーカルを聴いてくれ!と言われているような気がします。都会で罪を犯し、有罪に
なってしまった青年の悲しい物語のスキットを挟んでヴォーカルのパワーが一気に高まります。
そしてその重い空気を打ち破るように希代の名曲『Golden Lady』が始まります。抑えめの
出だしでありながら、全ての要素が完璧すぎて鳥肌が立ちます。そしてサビのメロディの
素晴らしさ。とにかく幾度となくカヴァーされている曲なのですが、誰もがこのメロディの
魔力の虜になってしまうのでしょう。
『Higher Ground』は『Too High』に近い緊張感を持つ曲で、これらの曲がこのアルバムの
骨格をなしています。繰り返されるシンセサイザーのコードで緊張感が高まっていきます。
この時代のジャズ・ファンクに通じるものがあります。
全体的に重苦しい空気感が漂いますが『Don’t You Worry ‘Bout a Thing』は明るいリズムと
ポップなメロディの曲です。箸休めのような曲ですが、私は好きです。
そして『He’s Misstra Know-It-All』です。ピアノとドラム、ヴォーカルだけで始まるこの曲は、
心に染み渡る素晴らしいメロディの曲です。“He is the man!”というシャウトのあとに高まる
勢い、そしてそのあとにさらに“ブブブンブンブン!!”というかけ声から一気に突っ走るところまで
最高です!
いつもスティーヴィー・ワンダーの作品が高音質で再発されるときに書きますが、この人の
録音は本当に音質の素晴らしいものばかりなので、高音質素材によってよりその輝きを増す
のです。ですからみなさんにも期待していただきたいと思います。
発売は2011/5/25です。
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『トーキング・ブック』、『インナー・ヴィジョン』と続いて、いよいよ3部作
最後のアルバム『ファースト・フィナーレ』がSHM-SACDに登場です!
重いテーマを扱い、緊張感溢れるサウンドだった前2作と比べると、明らかに
リラックスしたサウンドになっています。温かい音に癒される、3部作を締めくくるに
相応しい作品だと思います。
まずスタートの1曲目は『
Smile Please 』、邦題は『やさしく笑って』ですが、その
タイトル通りのソフトで柔らかなサウンドになっています。コンガの音色が絶妙ですね。
そして、このアルバムを通して言えることですが、神懸かり的なスティービーの作曲、
演奏能力のお陰で、優しく包み込むような音楽であっても、決してBGMでは終わらない、
しっかりと聴き込める芸術作品になっています。この辺りもスティービーの恐ろしい
ところです。
そしてきました!私のスティービー・ベスト10に必ず入る名曲、『
Heaven is 10 Zillion Light Years Away 』です。まずメロディが最高です。もうこのメロディを聴いたらどんなに
落ち込んでいるときでもなんだか笑顔になることができる、そんなマジックを持ったメロディ
です。さらにスティービーのヴォーカルがまた素晴らしい!どんどんエモーショナルになって
いき、眉間にシワを寄せながら歌い上げる姿が目に浮かぶような、そんな力のこもった熱唱
です。後ろのコーラスも鬼エモーショナルで胸がどんどんあつくなります。
前半の小刻みなリズムが次第にダイナミックになっていき、途中にハンドグラップが入る
ところは、これぞ黒人音楽のグルーヴといった感じで、たくさんの人に感じて欲しいです。
『
Boogie On Reggae Woman 』はリズムを刻むハイハットと、所々に挿入されるシンセサイザーが
印象的な曲です。前2作ではシンセサイザーは緊張感を高めるために使われていましたが、この
曲では明るいグルーヴを出す為に使われています。ここでもこのアルバムの方向性というものを
明確に感じとることができます。
『
It Ain't No Use 』はほとんどスティービーのヴォーカルの魅力でもっていくような曲です。
ドラムがリズムをキープするくらいで、それ以外は極端に音を抑えた隙間の多いバックにのせて
スティービーが歌う、温かく包み込んでくれる曲です。サビのコーラスがその優しさに母性を
加えてくれています。
重く翳りのある『
They Won't Go When I Go 』に続いて、一気に太陽の光をもたらしてくれるのが、
『
Bird of Beauty 』です。そしてアルバムは『
Please Don't Go 』で締めくくられます。笑顔で
大円団を迎えるような、全ての楽器が音楽を祝福するように鳴っています。
スティーヴィーの温かい人柄が音楽に生まれ変わったようなこのアルバムは、どんな
ときでも聴く人を癒してくれます。
発売は2011/6/22です。
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スティーヴィー・ワンダーが1972年に放った名盤中の名盤、『トーキング・ブック』が
遂にSHM-SACDシリーズに登場です。
1970年代のスティーヴィー・ワンダーといえば神懸かり的な勢いで傑作アルバムを連発して、
音楽シーンでも突出した存在でした。そしてその名盤が連発される始まりとなったのが、この
『トーキング・ブック』なのです。
このアルバムは2つの大ヒットナンバーが収録されています。『
You Are The Sunshine Of My Life 』と『
Superstition 』です。どちらも一度聴いたら忘れることの出来ない名曲ですが、雰囲気は
かなりことなります。『You Are The Sunshine Of My Life』は多くの方が、スティーヴィー・
ワンダーの最高の1曲に挙げる、まさに非の打ち所のない名曲です。柔らかく、温かいソウル
ナンバーで、コンガの刻むリズムが聴く人をゆったりとした至福の時間へと導きます。一方、
『Superstition』は不穏なシンセサイザーのコードのループが独特の緊張感を生み出すファンキーな
ソウルナンバーです。
このタイプの違う2つの名曲を軸として、スティーヴィーの音空間を具現化したスティーヴィーの
独壇場のステージが展開されていきます。個人的には『Tuesday Heartbreak』、『Blame It On
The Sun』、『Lookin’ For Another Pure Love』などの曲も非常に優れたソウルであり、大好きな
曲です。
そしてこのアルバムの完成度をさらに高めているのが、ゲストミュージシャンの活躍です。有名
どころではジェフ・ベック、デイビッド・サンボーン、レイ・パーカーJr.、デニス・ウィリアムなどが
参加しています。彼らの高いミュージシャンシップが、スティーヴィーの音世界を現実のものにして
いく大きな助けになったことは疑う余地がありません。
このブログでスティーヴィー・ワンダーを紹介するときは毎回言っていますが、スティーヴィーの
作品はみはとても音が良いのです。この録音の良さが彼の音楽に一層の深みを与えていることは無視
出来ない事実です。そして今回のSHM-SACD化によって、さらにその音が向上するとなれば...
どれだけのものになるのか想像もできません。このスティーヴィーの名盤に新たな命が吹き込まれる
今回の企画に最大限の感謝を送りたいと思います。
それでは解説文を掲載させていただきます。
前作『心の詩』でアーティストとしてのアイデンティティを確立したスティービーが、その才能を
全開に発揮した1972年発表の大傑作。『キー・オブ・ライフ』まで続く怒涛の最高傑作発表リレーの
幕開けを飾るアルバムである。
世にまれな完璧な曲の1つと言ってよいであろう<1>、自ら奏でるクラヴィネットが粘りつく
ファンキーなミディアム・テンポの<2>、軽やかでポップな<4>、揺れるシンセが官能的な<5>、
ジェフ・ベックにもカヴァーされた代表曲の1つ<6>、そのベックのギター・ソロが地味過ぎず派手
すぎず絶妙な隠れた名曲<9>など。
発売は2011/4/27です。
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