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Jazzanova(ジャザノヴァ)- Of All the Things [ソウル 名盤]

いよいよ待望の新作をリリースするジャザノヴァが、2008年に放ったソウルの名盤『Of All the Things』





 ドイツはベルリンのグループ、ジャザノヴァが脚光を浴びたのは2002年にリリースされた『In Between』からであり、その評価を不動のものにしたのが2005年にリリースされた『The Remixes 2002-2005』だったと思います。

 これらの作品は、“nu-jazz”や“chillout”、そして“jazz house”などと形容され、私自身ジャザノヴァというグループはハウスを中心とした音楽を展開するのだなと漠然と感じていました。

 そんなジャザノヴァへの印象を一変させたのが、彼らの2ndオリジナル・アルバム『Of All the Things』です。ジャザノヴァは数々のコンピをリリースしていますが、純粋なオリジナル・アルバムとなると2枚しかリリースしていないのですね。常にシーンの最前線にいるイメージがあるので、これは以外です。

 少し脱線しましたが、なぜ『Of All the Things』が彼らのイメージを一変させたかといいますと、このアルバムがソウルに大きく振れたアルバムだったからです。全ての曲にヴォーカルが入り、温かみのあるサウンドがあって、これぞ理想のソウルという音が繰り広げられているのです。

 まずはあのLittle BrotherのPhonte(!)をフューチャーしての『Look What You’re Doin’to Me』。ギターの印象的なメロディが繰り返されるナンバーで、バックのコーラスや粒子の粗いサウンドがレトロ・ソウルという言葉を連想させます。ラファエル・サディークの音楽性に近いですかね。

 続いての『Let Me Show Ya』はPaul Randolphをフューチャーしていますが、彼の歌声はとろけるような甘さと、伸びの良さがあって、聴いているとうっとりとしてしまいます。よく跳ねるドラムのキレが抜群で、曲に爽快感をもたらしています。

 Ben Westbeechをシンガーに迎えた『I Can See』はスタックスの黄金期を彷彿とさせるサウンドに仕上がっています。爆発力のあるドラム!これですよね。バシっとはじけるようなサウンドは血を熱くしてくれます。あの頃の雰囲気たっぷりのメロディを奏でるストリングスも最高です。

 一転してムーディーなジャズ・ナンバー、『Little Bird』です。この曲でヴォーカルをとっているのは、その歌声でジャイルス・ピーターソンも虜にしたホセ・ジェイムスです。ソロ・アルバムも好調でしたが、それが納得できる素晴らしい歌声です。ピアノとストリングスという最小限の演奏が、ホセ・ジェイムスの歌声の美しさを際立たせます。後半にドラムが入ってからは一気に温度が上がり、また違った感動を与えてくれます。

 そして再びPhonteをフューチャーしての『So Far From Home』は、Phonteのラップが最高にかっこよく、痺れます。非常にソウル色の強いバック・トラックと、Phonteのラップの相性も抜群です。デビュー当時ピート・ロックと比較された9th Wonderが音を作っていたLittle Brotherを思い出しました。本当にあの1stはドゥープでした。そして、一つの曲の中でどんどんバック・トラックが変わっていく曲が個人的にはとても好きなのですが、この曲はまさにそれですね。アルバムのハイライトといっていい素晴らしいナンバーです。

 冒頭のメロディ、そしてベースが明らかにスティーヴィー・ワンダーを意識させる『Lucky Girl』。頭にスティーヴィーを置いているからか、Paul Randolphのヴォーカルもそれっぽく聴こえてきます。スティーヴィーが得意としていた、明るくポップなソウル・ナンバーで、その完成度の高さに驚かされます。

 さらにはPedro MartinsとAzymuthというブラジリアン・ミュージックのビック・ネームをフューチャーした『Gafiera』。文句のつけようのない、あまりにも美しいナンバーです。リズムを刻むギターも爪弾かれるギターも、曲に微妙な表情をつけていくドラムも、そしてハッピーな歌声も、全てが美しく溶け合っています。名曲。

 Five Corners Quintetなどのクラブ・ジャズを彷彿とさせる『Morning Scapes』もまた完成度の高いナンバーです。途中にフルートのソロを持ってきたりと、展開的には王道なのですが、そのクオリティの高さでグイグイとリスナーを引き込んでくれます。ヴォーカルのBembe Segueの声もまた曲にぴったりですし、本当に素晴らしいクラブ・ジャズです。

 とにかく名曲がずらりと並んだアルバムというのが、この『Of All the Things』の印象です。そして、その中にオールド・ソウルあり、しっとりとしたジャズあり、ブラジリアン・ミュージックあり、クラブ・ジャズありというバリエーションで、またそれぞれの完成度が恐ろしく高い!もう信じられない領域に入っています。何度も繰り返して楽しむことのできる真の名盤だと、自信を持って言い切ることができます。めちゃくちゃお洒落なジャケットも最高ですし、これは絶対に手に入れていただきたい一枚です。






 そして、そんなジャザノヴァの新作『ファンクハウス・スタジオ・セッションズ』は5月2日発売です。こんな名作の次のアルバムなので、期待値は上がりっ放しですね。先行公開された『アイ・ヒューマン』のレビューは以前書かせていただきました。









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[ 2012/04/25 09:00 ] エレクトリック Jazzanova | TB(0) | CM(0)







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