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レコード・コレクターズ 2012年 05月号

レコード・コレクターズ渾身の特集、『20世紀のベスト・ギタリスト100』





 今回30周年を迎えるということで組まれたこの特集。こういった特集はこれまで色々な媒体でやられてきましたが、やはり読みたくなっちゃうんですよね。サージェント・ぺハーズのジャケットのように、100人のギタリストがコラージュされた表紙もいかしてるし。

 選定をされる方は、湯浅学氏、ピーター・バラカン氏、大鷲俊一氏など、本誌に馴染みが深く、音楽への愛情の深い方ばかりで、読んでいてもそれが伝わってきて説得力があります。

 内容の方は、ジミ・ヘンドリクス、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、キース・リチャーズなど、お馴染みの名前が並ぶなか、3位にチャック・ベリー、7位にライ・クーダーがランクインしているのが目新しいですかね。

 1位から10位までは一人につき1ページが割かれており、使用しているギターやアンプ、独特のテクニック、大まかなキャリア、そして選定者の個人的な思い入れがバランス良くまとめられており、グイグイ読めました。

 中でも、ジミー・ペイジを、“ウォール・オブ・サウンドのヘヴィー・ロック版”と表現した赤岩和美氏の文章には、これまで考えたこともない発想で、目から鱗でした。

 そこまで専門的な内容に偏っていないので、ギターを弾かない私にとっては有難かったです。

 11位からはスペースが小さくなり、既知の内容が多くなりますが、それでも文章を読んでいると、このCD買いたいなと思ったり、このCDちょっと聴いてみようという気になって、音楽心がくすぐられます。

 ロック、ブルース畑のギタリストが中心で、ジャズ・ギタリストはほとんど取り上げられていないので、そちらに興味のある方は注意です。

内容はこちらです。

【特集】 20世紀のベスト・ギタリスト100

今回の“レココレ・ランキング”は本誌の創刊30周年を記念しての企画“20世紀のベスト・ギタリスト100”をお届けします。2000年までにデビューしたギタリストの中から、ロック/ポップスの世界に大きな影響を与えた人を30名の筆者の方々に選んでいただきました。ギタリストの特集は過去にもやっていますが、今回はランキングということで、それらと比べても興味深いラインナップになったのではないでしょうか。

■ 本誌執筆陣30人の投票によって選ばれた100人の名手たち(青山陽一、赤岩和美、荒川典久、宇田和弘、大鷹俊一、奥村裕司、小尾隆、金澤寿和、小出斉、後藤幸浩、小松崎健郎、小山哲人、近藤正義、佐藤晃彦、佐野ひろし、白井英一郎、杉原徹彦、鈴木カツ、立川芳雄、寺田正典、鳥井賀句、中重雄、中森泰弘、祢屋康、萩原健太、ピーター・バラカン、松永良平、山崎智之、湯浅 学、和久井光司)
■ [ランキング番外編] 特別対談~狂暴なスライドに親指だけのフィンガー・ピッキング…様々な視点で“名人芸”を探る(青山陽一、萩原健太)
■ 速弾きギタリスト・ベスト5(米持孝秋)
■ エフェクターの達人ベスト5(湯浅学)
■ 爆音/ノイズ系ギタリスト・ベスト5(大鷹俊一)
■ 資料/写真/解説とバランスが秀逸な<ギター大名鑑>シリーズ(白井英一郎)
■ 選定者アンケート~私にとってのベスト・ギタリスト

【特集】 ハイ・レコード

1950年代末期にテネシー州メンフィスで設立されたハイ・レコード。1962年にウィリー・ミッチェルが専属プロデューサーとして就任して以降、アル・グリーン、O・V・ライト、オーティス・クレイ、シル・ジョンソン、アン・ピーブルズ等が数々の名作を世に送り出したサザン・ソウルの名門レーベルです。しかし、その初期の主力アーティストは、エルヴィス・プレスリーのバンドのベーシストだったビル・ブラックや彼のコンボのサックス奏者だったエース・キャノン等の白人ミュージシャンでした。そうした、実は多彩なハイ・レコードのカタログの大型リイシューがこの4月から始まることになりました。これまで見過ごされてきた一面も含めこのレーベルの魅力を味わう大きなチャンスの到来です。

■ メンフィスの音にこだわり続けた不滅の名門レーベル(鈴木啓志)
■ ハイ・レコード・ベスト・コレクション(平野孝則)
■ ハイ・レコード・アルバム・ディスコグラフィー
ほか






6月号は20世紀のベスト・ベーシスト/ドラマー100です!



【特集】 20世紀のベスト・ベーシスト/ドラマー100

先月に続いて本誌創刊30周年を記念しての企画“レココレ・ランキング"は“20世紀のベスト・ベーシスト/ドラマー100"をお届けします。2000年までにデビューしたベーシスト/ドラマーの中から、ロック/ポップスの世界に大きな影響を与えた人を30名の筆者の方々に選んでいただきました。一見、地味なベースとドラムですが、特にリズムが魅力の多くの要素を占めるポピュラー音楽にとってなくてはならない楽器であることは間違いありません。

■ 本誌執筆陣30人の投票によって選ばれた100人+100人の名手たち(青山陽一、赤岩和美、荒川典久、宇田和弘、大鷹俊一、奥村裕司、小尾隆、金澤寿和、小出斉、後藤幸浩、小松崎健郎、小山哲人、近藤正義、サエキけんぞう、佐藤晃彦、佐野ひろし、白井英一郎、杉原徹彦、立川芳雄、寺田正典、鳥井賀句、中重雄、中森泰弘、祢屋康、萩原健太、ピーター・バラカン、松永良平、山崎智之、湯浅学、和久井光司)
■ 特別鼎談~音楽を下支えしながらリズムの進化を探求してきた魅力的なベーシスト&ドラマーたち(サエキけんぞう×バカボン鈴木×坂田学)
■ 選定者アンケート~私にとってのベスト・ベーシスト/ドラマー

□ アビー・ロード・スタジオ80周年記念イヴェント
世界で唯一、この催しに3回参加した筆者による渾身レポート(宮永正隆)
□ マンフレッド・マン
歴代主要メンバーが待望の初来日(若月眞人)
□ ドクター・フィールグッド
ウィルコ・ジョンソン在籍時の音源/貴重映像を集成した怒涛の4枚組(大鷹俊一)
□ ザ・バーズ
ファン必携の音源を網羅したキャリア初期の“飛行記録"7タイトル(遠藤哲夫)
□ サニー・ランドレス
インタヴュー~初のギター・インストとなった4年ぶりの新作を引っさげて、期待が高まる来日公演(五十嵐正)
□ イアン・ハンター
インタヴュー~映画『すべての若き野郎ども~モット・ザ・フープル』はバンドをよく現わしているよ(小松崎健郎)
ほか







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レア・グルーヴ・ディスク・コレクション

 レア・グルーヴ好きにはお宝になる一冊が発売されました。定番のアーティストはもちろん、フェラ・クティ、アジムス、グラント・グリーンまでも入っているという範囲の広さがいいですね。こういう本を読んでいると、無性に音楽が聴きたくなりますよね。知識を得るためにはもちろん、音楽を聴くモチベーターとしても重宝する一冊になると思います。

 それでは解説文を。

 お待たせしました! オールカラー生まれ変わったディスク・ガイド本の新シリーズ“ディスク・コレクション”に、新しい顔ぶれが加わります──その名も『レア・グルーヴ』! ジェイムズ・ブラウンを筆頭にノンジャンルでの名人による定番作品と、それに続きソウル/ファンク、ジャズ、ロック、ブラジリアンとジャンルで大別、近年の名曲にサンプリングされまくったネタを実用的に紹介しつつ、もちろん単体の楽曲・作品としても優れたものばかりを集めた一冊です!
主な掲載アーティスト:ジェイムズ・ブラウン/バーナード・パーディ/ポール・ハンフリー/モンク・ヒギンズ/ロイ・エアーズ/デヴィッド・アクセルロッド/チャールズ・ステップニー/リチャード・エヴァンズ/ミゼル・ブラザーズ/ブラックバーズ/ファット・バック・バンド/クール&ザ・ギャング/ミーターズ/ブラザー・ジャック・マクダフ/ギル・スコット・ヘロン/グラント・グリーン/ハービー・ハンコック/フェラ・クティ/ジョー・バターン/アジムス 他

【CONTENTS】
はじめに
本書の見方

Part 1
Featuring Artists
COLUMN:レア・グル―ヴ史パート1:小川 充

Part 2
Funk/Soul
COLUMN:ブレイクビーツはどこから来たのか?:椿 正雄/駒形四朗
COLUMN:クラブ・ミュージック的ブギー考:小川 充
COLUMN:レア・グル―ヴ史~パート2:小川 充

Part 3
Jazz/Jazz Funk
COLUMN:ブレイクビーツとヒップホップ文化:船津政志

Part 4
Rock/Pops

Part 5
Afro/Latin/Exotic

執筆者紹介
あとがき
インデックス
著者について
(執筆) 荒川 英一郎(『EAST RECORD』オーナー&バイヤー) 大塚 広子(DJ) 小川 充(音楽評論家・ライター) 尾崎 健一(ラバーガードレコード店主) 駒木野 稔(『diskunionお茶の水ソウル レアグルーヴ館』店長、『Think! Records』ディレクター) 駒形 四郎(ライター) クニモンド瀧口(音楽家) 塚本 謙(レコード・レーベルのディレクター、ライター) 馬場 正道(渉猟家、「スナック馬場」店主)スナック馬場 豊島区池袋2丁目72-6光洋ビル 松木“Makkin”俊郎(ソングライター、アレンジャー、ベーシスト) 宮前 伸夫(ソウルバー、リトルソウルカフェ店主) & コラム 椿 正雄(「FLASH Disc Ranch」店主) 舟津 政志(「Wax Poetics Japan」)











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