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Keane(キーン)- 『Best of Keane(ザ・ベスト・オブ・キーン)』

叙情的なメロディで多くのファンを持つキーンのベスト・アルバムが登場!


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97年に活動を開始して以来これまでに4枚のアルバムをリリースし、その存在を確固たるものにしているイギリスのイースト・サンセット出身のバンド、キーン。

彼らが大きな話題となったのはデビュー作『Hopes and Fears』からでした。この作品はブリット・アワードを含む幾つもの賞に輝き、またその年に2番目に売れたスタジオ・アルバムとなりました。今回のベスト盤に収録された曲を聴き返してみるとそれにも納得がいく素晴らしいものが並んでいます。1stシングルとして04年の2月にリリースされた『Somewhere Only We Know』は、1stシングルらしくバンドの特徴であるピアノと繊細なヴォーカルを中心としたものでした。

そして同年5月にシングル・カットされたのが『Everybody’s Changing』です。この曲もピアノが中心となっていますが、『Somewhere Only We Know』と比べるとぐっとドラマティックな曲調となっておりサビでメロディが伸び上がるところには癒しのような空気を感じます。これがキーンというバンドの音楽の核なのです。

さらに11月にリリースされた『This Is The Last Time』。これもキーンとしかいいようのない叙情的で繊細なメロディが胸をガンガン叩く名曲です。これだけセンチメンタルなのにポップという魔法のような名曲です。




そして06年にリリースされたのが『Under the Iron Sea』です。このアルバムも前作から引き続いてアンディ・グリーンがプロデュースしていますが、はっきりとバンドの成長が感じ取れます。ダウンロードのみでリリースされた『Atlantic』はスケールを増したキーンを如実に現しています。重く沈み込むようなメロディとドラムからトリップ・ホップも連想され、これまでとは大きく曲調が変わっています。

『Atlantic』に続いてアルバムからのリード・シングルとしてリリースされたのが『Is It Any Wonder?』です。イントロも含めたギターの演奏やドラムのリズムにバンドの確かな成長を感じますが、なによりもメロディです。これまでのキーンにはこういったメロディはなかったので非常に新鮮でした。

このアルバムはバンドのサウンドの成長が感じられると同時に、ダークな空気も強い作品です。それは当時バンドの中心人物のトム・チャプリンが成功に伴うプレッシャーでドラッグとアルコール中毒になっていたことと無関係ではないでしょう。続いてシングル・カットされた『Nothing in My Way』や『A Bad Dream』の暗いメロディと歌詞からも感じとることができます。

そんな前作から2年をおいてリリースされたのがキーンの3rdアルバム『Perfect Symmetry』です。この作品でキーンは一気に音楽のフィールドを広げています。もうそれは1stシングルであり、アルバムのオープニング・ナンバーである『Spiralling』を聴いていただければ分かっていただけると思います。アナログ・シンセと打ち込みによるトラックは80年代を連想させるもので、ディスコ・ミュージックのようなポジティブな空気に溢れています。サビの“Oh〜”なんてコーラスを聴いたときには腰が抜けそうでした。

またアルバム・タイトル曲である『Perfect Symmetry』も歌にみなぎるエネルギーとポジティブなヴァイヴがとんでもない素晴らしい曲ですし、一方『My Shadow』はこれまでのキーンの音楽に近いメロディアスな曲ですが、そのスケールは何倍にも広がっており、どちらも当時のキーンの充実ぶりを現した名曲です。


キーンといえばピアノを中心とした泣きのメロディというイメージが強いと思いますが、このベストを聴いていただければ現状に満足することなくより良いものを作るために格闘してきたバンドの姿を感じとっていただけると思います。音楽が好きなら絶対に好きになるバンド、そう自信を持っていうことのできるバンドです。
このアルバムはセルフ・プロデュースで制作されていますが、その過程で出会った二人のプロデューサー、カニエ・ウェストなどを手がけたジョン・オブライエンと、レ・リタ・リズムでの活動やマドンナを手がけたことで知られるスチュワート・プライスの影響が強いのは間違いないでしょう。

アルバムは現在発売中です。












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[ 2013/12/24 09:00 ] Jesse Winchester Keane | TB(0) | CM(0)

Keane(キーン)- Hopes And Fears(ホープス・アンド・フィアーズ) [ロック 名盤]

これほど泣けるメロディを書けるバンドが他にいるか!?キーンの1sr『Hopes And Fears』が再発です!






 キーンの2004年のデビュー・アルバム、『Hopes And Fears』が再発されます。キーンというバンドが日本でどのように受け止められているのか、私はイマイチ把握していないのですが、このバンドの才能は、音楽好きを自認している方なら絶対に聴き逃せないものです。本当に素晴らしいメロディを持つ曲を書くことのできるバンドであり、その才能は、現在世界最強ともいわれるコールドプレイと比べても遜色ないと思います。

 このデビュー・アルバムである『Hopes And Fears』で既にその才能は爆発しています。心の琴線に触れ、さらに繰り返し聴くたびに輝きを増していくこのメロディは奇跡としか表現できません。

 アルバムのオープニングを飾る『Somewhere Only We Know』。キーンの特徴であるピアノに導かれて、抑え気味のトーンで始まるヴォーカル。そして、ドラムが入ると同時にぱっと曲がカラーになるような感覚。常套手段ではあるのですが、メロディが良いだけに効果抜群です。少し憂いを含んだトム・チャップリンのヴォーカルが、ピアノと相性抜群ですし、ドラマティックな曲調とも良く合っています。このアルバムを制作する前にギタリストが脱退し、ギターレスのバンドとなったのですが、キーンの音楽性を考えると今の形態が最適だと思えます。

 続く『This Is The Last Time』はアルバムを代表する名曲であり、同時にキーンを代表する名曲です。この曲の最大の魅力はなんと言ってもサビのメロディでしょう。空からメロディが降ってくるような、そんな錯覚を起こしてしまうような癒しと希望に満ち溢れたメロディです。とにかくこの曲を聴いてみて下さい。

 『Everybody’s Changing』も一度聴いたら忘れられないメロディを持つ曲です。この曲のメロディを言葉で表現するのはとても難しいのですが、やはり“癒し”という言葉を使いたくなります。切なく、温かい癒しに溢れたメロディ。聴いていると心の奥に眠っているものが解放されていくような感覚を覚えます。

 前半は珍しくドラムが強調される『Can’t Stop Now』ですが、サビにいくといつものキーン節に変わります。この曲はアルバム中、最も泣きの要素の強い曲かもしれません。切なく歌い上げる姿に胸を打たれます。

 ビブラフォンでしょうか?非常に変わったバックトラックで始まるのが、『Sunshine』です。この曲は他の曲が少なからず“泣き”という要素を持っているのに対して、この曲は朝日が景色を照らすような、純粋な温かさに溢れています。

 デビュー・アルバムということもあり、曲調や演奏、プロデュース・ワークが単調なきらいはあります。しかし、それを補ってあまりあるメロディの素晴らしさ、そして空気感。何度でも浸りたくなる、至極のメロディの海です。


発売は2012/3/21です。









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[ 2012/03/21 09:00 ] Jesse Winchester Keane | TB(0) | CM(0)







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