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The Free(フリー)- Heartbreaker(ハートブレイカー) [ロック 名盤]

 イギリスを代表するブルース・ロック・バンド、フリーが1973年にリリースしたラスト・アルバム。このアルバムではフリー・サウンドの“泣き”の部分で重要な役割りを果たしていたギターのポール・コゾフは、体調の問題があり僅か5曲の参加となり、さらに地を這うようなベースが特徴的だったアンディ・フレイザーが抜け、代わりに山内テツが加入、キーボードのラビットも加わり、それまでのフリーとは違ったサウンドを聴かせています。

 フリーの最も有名なアルバムといえば、『All Right Now』を収録した、『Fire and Water』だと思いますが、この『Heartbraker』も非常に質の高い作品で、私はお薦めです。先程“違ったサウンド”と書きましたが、ブルースに根ざしたロックというところが変わらず、メンバーが代わったことで、さらに曲の表情が豊かになったというところが一番の変化だと思います。

 アルバムのオープニングを飾る『Wishing Well』からいきなり名曲です。ダイナミックなイントロに続いてどっしりとしたヴォーカルが入り、次第に熱を増していきます。ブルージーな感覚はあるのですが、それまでのフリーの曲と比べると非常にオーソドックスなロックであり、このあとヴォーカルのポール・ロジャースと、ベースのサイモン・カークが結成するスーパーバンド、バッドカンパニーの音に近いものになっています。ブルース・ロックのど真ん中をいく名曲、そういえる内容です。

 一転して曲のテンポが落ちる『Come Together in The Morning』。この曲で目立つのはサビで入ってくるキーボードでしょう。キーボードが入ることによって音に厚みが増し、これまでのフリーにはなかったゴージャス感というものが加わっています。メロディも秀逸な名バラードです。

 『Travellin in Style』はアメリカン・ロックとカテゴライズしてしまいそうな、これまたこれまでのフリーにはみることのできなかったタイプの曲になっています。明るく乾いた曲調が、アメリカ南部を連想させます。ピアノの音がもたらす影響も大きいでしょう。

 そして、タイトル曲の『Heartbreaker』。バックのブルージーでシンプルなギターとドラム、ベースという隙間の多い演奏に、ポール・ロジャースのエネルギーを内包したヴォーカル、という組み合わせが最高にスリリングな名曲です。途中からはキーボードも加わり、厚みのある音ながら、ブルージーさを保ったままポップになることなくドラマティックに盛り上がっていきます。『Wishing Well』の方が多くのリスナーに好まれるかもしれませんが、このブルージーな曲調こそフリー!と私は思ってしまいます。ギター・ソロも泣きまくっていて素晴らしいです。

 ブルースの巨人の名前をタイトルにした『Muddy Water』。ただし、この曲も『Travellin in Style』同様、サザン・ロックのような明るく乾いた雰囲気を持っています。もしかしたらマディー・ウォータースではなく、そのままMuddy Water(泥水)の意味かもしれません。胸にくるメロディが素晴らしい、名曲揃いのこのアルバムのなかでも上位に入るクオリティを持つ曲です。

 このアルバムでフリーは大きな方向転換をはかりました。それはメジャー感の強い、王道のロックへと近づくものです。そしてその音楽はフリー解散後にポール・ロジャースとサイモン・カークという、元フリーの2人がメンバーのバッドカンパニーで結実するのです。しかし、ブルージーな要素はさらに後退し、ブリティッシュ・ロックと呼ばれるべきサウンドとなっています。

 フリーといえば『ファイアー・アンド・ウォーター』という評価が高いですが、この『Heartbreaker』も素晴らしい内容のアルバムで、もっと多くの方に聴かれるべき名盤だと思います。こういうアルバムが廉価再発され、日の目を見る機会が与えられるというのは、とても喜ばしいことだと思います。

 6曲のボーナス・トラックを収録して2011/11/9発売です。









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[ 2011/10/28 18:00 ] Foster the People The Free | TB(0) | CM(0)







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