FX業者機能









スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いつも読んで下さってありがとうございます。こちらをクリックしていただくとさらにロックヒップ・ホップのブログをご覧いただけます。また、トラックバックは基本的にご自由にしていただいて結構ですので、よろしくお願いします。

ランキングに参加していますので、下のバーナーをクリックしてランクアップにご協力いただけたら有り難いです!

blogram投票ボタン ブログランキング・にほんブログ村へ



[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

Massive Attack(マッシヴ・アタック)- Collected(コレクテッド) [ロック 名盤]

 今回は2006年に発売された、マッシヴ・アタックのベスト盤『コレクテッド』を紹介させていただきます。寡作なこともあり、その存在が実力に伴うほどの評価を受けていないと感じるマッシヴ・アタックです。このグループはまさにオリジナルと呼ぶことの出来る音楽を作り続け、常に新しいスタイルへと変化を遂げ、新しい刺激を求めているというところで真にアーティスティックなグループということが出来るでしょう。

 そのなかでも特に印象の強いアルバムが、1991年にリリースされた、マッシヴ・アタックの記念すべき1stアルバム『ブルー・ライン』です。当時はトリップ・ホップという言葉で形容されていましたが、そういった新しい言葉を作り出さないと形容できないほどそれまでにない音楽をやっていたのです。ダンス、ダブ、ジャズ、ソウルなどが混ざり合ったその音楽は、ダウナーでありながら不思議と高揚感のある音楽で、一度はまりだしたら抜けられない常習性があります。

 『ブルー・ライン』から取り上げられている曲は3曲。そのなかでも『Unfinished Sympathy』は全英チャート13位まで上がったナンバーで、最も認知度が高いでしょう。ハウスのようなビートが流れるなか、ゆったりと大きなスケールをもったストリングスが漂い、そこに透明度の高い女性ヴォーカルが乗っかります。この構成はバックの音のテンポを上げれば、クラブで踊れる音楽になるでしょう。しかし、そんな単純な曲にしないところがマッシヴ・アタックといえます。かなり肉感的なリズムでありながら、いわゆるトリップ・ホップの文脈で語られる音にしてしまう、マッシヴ・アタックの懐の深さがよく分かります。途中でスクラッチが絡んでくるところもまた、ただのダウナーな音楽とは大きく一線を画しているところです。

 そして『Five Man Army』はダブ色の強い作品となっています。重たいビートと、うねるようなベースがメインとなっており、ダビーな処理をされた音が飛び交う浮遊感溢れる空間になっています。ヴォーカルもただのライムとはならず、メロディを感じさせるフロウで、レゲエの空気を生み出しています。どこまでもズブズブといきたい、ダビーな名曲です。

 今回のベストには収録されていないのですが、私個人としては『Be Thankful for What You Got』が『ブルー・ライン』のなかでは最も好きな曲です。カーティス・メイフィールドかと思わせるようなフィルセット・ヴォイスが印象的な、トリッキーに洗練されたフューチャー・ソウルです。

 1994年の2nd、『プロテクション』からも3曲が選ばれています。まずはアルバム・タイトル曲の『プロテクション』。エブリシング・バット・ザ・ガールの歌姫、トレイシー・ソーンがヴォーカルを務めるこの曲は限りなく澄み切った、心に潤いを与えるような名曲です。『ブルー・ライン』ではダウナーな曲が印象的でしたが、『プロテクション』ではさらにバラエティが増し、この『プロテクション』のような曲はこれまでになかった曲です。少ない音数ながら、とにかく完璧な音の配置、質。あまりの美しさに意識は彼方に飛んでいきます。

 一転して『Karmacoma』は1stのような空気感をもった曲です。とにかくこの曲はサビの“Karmacoma”のリフレインがめちゃくちゃ頭に残ります。特別メロディがある訳ではないのですが、曲が終わったら知らないうちに口ずさんでいる自分に驚いてしまうくらいです。バックの音も単純でありながら意識の奥に入り込んでくるような中毒性があります。このアルバムは1stと比べて。全体を通して音のクリアー度が驚くくらい向上しています。それがこのアルバムに収録された曲に新たな魅力を与えています。

 そして前2作よりダークな雰囲気の増した『メザニン』から、『Risingson』他全5曲が選曲されています。『Risingson』はまさにトリップ・ホップというダークでダビーなサウンドに満ちた曲です。語るようなヴォーカル、随所に挿入される様々な音。聴いているとトリップしそうな音です。

 タイトルが美しい『Tear Drop』は、ピアノと鼓動を思わせる幻想的なトラックと、漂うような女性ヴォーカルが印象的なナンバーです。目を閉じて聴いていると心がすーっと流れていくような感覚がします。自己主張が少なく、そこにただ存在している澄み切った泉、そんな曲です。

 どのアルバムを聴いてもマッシブ・アタックというグループの、音楽に対する妥協なき姿勢が強く感じられます。後半に行くにつれてだんだん音がダークになり、私は初期のアルバムの曲の方が好きですが、どのアルバムもクオリティはめちゃくちゃ高いです。あなたの好きなマッシブ・アタックを見つけていただけたらと思います。


1. ホワット・ユア・ソウル・シングズ - Davidge, シニード・オコナー
2. フューチャー・プルーフ - Davidge
3. ファイヴ・マン・アーミー - Adrian Thaws, Williams
4. スライ - ネリー・フーパー, Suwoton, Goldman
5. リヴ・ウィズ・ミー - Davidge, テリー・キャリアー
6. セイフ・フロム・ハーム - シャラ・ネルソン, ビリー・コブハム
7. カーマコーマ - Adrian Thaws, Norfolk, Robert Locke
8. エンジェル - Horace Hinds
9. ティアドロップ - リズ・フレイザー
10. イナーシア・クリープス
11. プロテクション - トレイシー・ソーン
12. バタフライ・コート - Davidge
13. アンフィニッシュト・シンパシィ - Jonathan Sharp, シャラ・ネルソン
14. ライジングサン - Reed, Seeger


アルバムは2011/12/7発売で、現在発売中です。









いつも読んで下さってありがとうございます。こちらをクリックしていただくとさらにロックヒップ・ホップのブログをご覧いただけます。また、トラックバックは基本的にご自由にしていただいて結構ですので、よろしくお願いします。

ランキングに参加していますので、下のバーナーをクリックしてランクアップにご協力いただけたら有り難いです!

blogram投票ボタン ブログランキング・にほんブログ村へ



スポンサーサイト
[ 2011/12/19 09:00 ] ロック M~P Massive Attack | TB(0) | CM(0)







上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。