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メソッド・マンのソロ・デビュー作にして名盤『Tical』の20周年デラックス・エディション盤が登場!

メソッド・マンのソロ・デビュー作にして名盤『Tical』の20周年デラックス・エディション盤が登場!




この作品は最高ですよね!現在もヒップ・ホップ界の頂点に君臨するウータン・クランがヒップ・ホップ界を揺るがすデビュー作『Enter the Wu-Tang (36 Chambers)』をリリースしたのが93年。そして翌年、ウータン・クランから初めてのソロとしてデビューしたのがメソッド・マンでした。

グループでの作品では個性の強いラッパーが次々と登場するので多少分かりにくいところはありましたが、このソロ作でメソッド・マンの全貌が明らかになります。RZAの作るオリジナルとしかいいようのないドゥープでヘヴィーなビートはウータン本体でも、メソッド・マン以外のソロ作でも変わらないのですが、メソッド・マンのラップが始まると空気は一気に危険でダークな、ホラーと言葉が頭に浮かぶものに変わります。これがメソッド・マンという超一流のラッパーの力なのです。

歌声を多用する1曲目『Tical』からそのぶっとんだ個性派全開です!“ワン・ツー、アー、ワン・ツー・ワン・ツー”っていってるだけでめちゃくちゃかっこいいもん!

そして『Bring The Pain』!メスの個性的なラップ、どこまでも深い闇から沸き出すようなビートが超ドゥープな名曲。この曲を聴くとメスのラップはぶっ飛んだところがありながら、同時にメロディアスでもあるということが分かります。

シンプルなキーボードのメロディと重いドラムによるバックトラックが異常にかっこいい『Biscuits』、危なさが半端ない『All I Need』、メソッド・マンとレイクォンというウータンを代表する個性派によるラップ・バトルの『Meth Vs. Chef』、RZAには珍しい弾むビートが新鮮な『I Get Thang In Action』などなど聴き所満載です。

ただ、名曲揃いのこのアルバムで私が最も好きなのはこの曲『Release Yo’ Self』。Gloria Gaynorの『I Will Survive』をサンプリングしたこの曲はイントロのコーラスからして一気にMAXのテンションですが、その後もメスのラップのテンションが下がることはなくエンディングまで駆け抜けていきます。途中には“キ◯ガイ”と突っ込んでしまうくらい振り切れたパフォーマンスがありメスの魅力全開です。このかっこよさに抵抗できる人なんているのでしょうか!?と思わず思ってしまうくらいかっこいい名曲です。




ヒップ・ホップの格好良さが詰まった名盤だと断言できる素晴らしい作品で、もしまだ聴かれたことがなければ必聴でしょう!20周年記念の2枚組ではRZA、ケミカル・ブラザーズ、パフ・ダディ、プロディジーのリミックスが収録されるようで、メスのラップが新たなサウンドとともに蘇るかと思うとワクワクします。





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[ 2014/09/03 09:00 ] ヒップホップ M~P Method Man | TB(0) | CM(0)

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